所沢の名店、うどん家 一(かず)に行ってきました

所沢市小手指町にある、うどん家一を訪れました。
大通りを抜けた住宅街にある、隠れた名店です。

店舗の向かいには車6台が停められる駐車場があります。
車のナンバーを見てみると地元の方のみならず、遠方からのお客さんも多く訪れる様子が伺えました。

店内は入ってみると意外に広く、右側にテーブル席が3つ。左側には大きなテーブルがあり8人は座れそうです。店の奥には広めの個室もあり、こちらは絵本なども置かれているので、小さなお子さんがいらっしゃる場合など予約を取って利用させて頂くと良いかもしれません。

店員さんの方々も接客が丁寧で、とても気持ちが良いです。
飲食店において味は勿論ですが、ちょっとした心遣いや笑顔で、また行きたくなりますものね。

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一(かず)のうどんは何と言っても讃岐うどんのつるつるとした麺と、武蔵野うどんのコシのある歯ごたえ、両方の良いところを合わせたような自家製手打ち麺です。

季節問わずの定番うどんメニューは9品。
揚げたての天ぷらも人気です。
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その他に季節のメニューがあります。

今回頂いたのは、まず生醤油(700円)
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大根おろしに天かす、すだち、ネギ、そこに生醤油を掛けて頂きます。
一番シンプルで、自家製麺の小麦特有の風味が味わえます。
弾力がある歯ごたえの中に、繊細な香りが鼻に抜ける感じですね。
温・冷が選べます。

うどん通の方はこちらを好むのではないでしょうか。
初めて訪れる方に、オススメの一品です。

そして、肉汁うどん(750円)
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こちらを目当てで来店する方も多いようです。

埼玉産の豚バラ肉を使用しているのですが、肉の脂が効いた甘みのある出汁になっています。
脂と聞くと、しつこく思われるかもしれませんが、逆にさっぱりとした旨味を感じます。漬け汁も飲み干せるほど美味しいですよ。

こちらの漬け汁は温のみですが、これからの時期は身体が温まりそうです。

山ぶっかけ(850円)
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とろろと揚げ玉、すり胡麻に入間産の地卵の黄身が乗った、つるつると食べやすい一品になっています。
写真は温なので出汁がかかった状態で提供されますが、冷で食べるときは別の器に添えられた冷たい出汁を掛けて頂きます。
とろろと麺の喉越しにわさびが効いて、食欲の沸かない時でもお腹が満たされそうです。

かしわさくさく天(300円)
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天ぷらも数ある中悩みましたが、今回はかしわ天で。

かしわ天と言うと鶏胸肉を使ったものが多い気がしますが、こちらは鶏もも肉を使用。レモンを絞って、いただきます。
サクッとしたしっかりとした衣、中は鶏もも肉ならではの柔らかさと脂の甘み。

そのままでも十分なのですが、テーブルの上の塩を付けても美味しいです。
抹茶塩、カレー塩、天塩の3種類が並んでいます。
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お会計時、レジの横を見ると「生うどんの切れ端です、どうぞお持ち帰りください」と書いてあります。
運が良かったのか、容器に2袋あったのでいただく事が出来ました。
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こちらでは、お持ち帰り用の生うどんも販売されています。

ここでひとつ、残念なお知らせが。
今まで夜の営業(17時30分~20時)もされていましたが、平成27年10月1日からしばらくの間、昼の営業(11時~15時)だけになります。
夜限定のメニューもある様ですので、ファンとしては早く夜の営業を再開して欲しい限りです。

営業時間をお間違えなく。
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うどん家 一(かず)

〒359‐1141
埼玉県所沢市小手指町1-29-3
TEL/FAX 04-2008-1501

定休日 毎週月曜日

※営業時間やメニュー、価格などは、掲載当時のものです。
お出かけの際は、お電話にてご確認ください。

この記事を書いた人は...

erica です。

所沢在住歴22年目、イラストレーター。今も大好きな所沢で婚約中の彼と生活をしています。住み良く、落ち着く街トコロザワ。都会と田舎が融合された街トコロザワ。意外とディープで、奥が深いトコロザワ。皆様の知っている所沢から意外と知らないサブカルな部分まで、紹介したいと思います。