都内散策71 人形町 ビフカツ

どうも、オカメです。

都内散策第71回、人形町のビフカツです。

とあるエッセイを読んで「ビフカツ」と言うものを食べてみたくなり行ってきました。
行ったのはそのエッセイに載っていたお店、人形町の『洋食 キラク』さん。

東京メトロ日比谷線「人形町」駅A3出口の左隣にあるお店。
外観は…。
とんねるずの番組「きたなシュラン」(汚いけれど美味しいお店を紹介する番組)に出ていただけあり、何も知らないと思わず躊躇する外観。「今にも風化しそうな看板」との評判は事実!
女性の一見さんで予備知識なしにためらい無く普通に入れるならば、相当肝が据わってるか美味しいものへの勘が良いかのどちらかです。
残念ながら外観未撮影。

勇気を振り絞って年季の入った看板の下にある引き戸空けてみました。
席数は全8席、全てカウンター席の小作りな店構え。
しかしカウンターの中には3人も板さんがいます。

そして「きたなシュラン」には載っていましたし、その表彰状も店内に飾られていましたが、店内はキレイでした。
女性好みなオシャレな感じは一切!ありませんが、いわゆる普通の定食屋さんで、揚げ物を多く扱っているのにカウンターは真新しい板ですし、油シミ等なく清潔サラサラ。
そして早速「ビーフカツ」注文!

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キラクのビーフカツ  この通りカウンター等店内はサラッサラでキレイ

コチラのお店の人気No.1メニュー。
ちなみにNo.2ポークソテーとのこと。他のお客さん注文も聞いていましたが、みんなこの2種のどちらかを頼んでいました。

ご飯とビーフカツ3枚、マカロニサラダ・千切りキャベツ・パセリのセット。
ソースは3種類あり、普通のソース・ウスターソース・特製醤油。
オススメは特製醤油とのこと。
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ビーフカツ アップ

比較的薄めのお肉に細かい衣がしっかりとしがみついています。
一切れそのまま食べてみると、お肉自体に塩・胡椒がしてあるようで、そのままでも肉のうまみがジュワッと出てきて美味しい。
折角なので特製醤油&カラシでいただいてみることに。

普通の醤油より幾分丸みのある味の醤油が衣に浸み込んでいき、肉をかみしめると肉汁ともにじんわり染み出してきます。
衣は薄くパリッパキッと。お肉はヒレ肉?なのか赤みの部分ながらも非常に柔らかい。
牛肉の味が楽しめ、余裕でかみ切れる柔らかさ。良い肉を使っていることもさながら、揚げ方にも秘密がありそうです。
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ビーフカツ アップ

お肉の断面を見てもらうと分かりますが、中心部はレアに揚げられています。
噛むと肉汁が出てくるのはこのためかと。
流石創業64年以上続いている老舗の職人技ですね~。

こちら人形町駅までは
所沢駅→池袋駅→JR山手線「上野」駅→東京メトロ日比谷線「人形町」駅
と約1時間強です。

ちなみにお値段は1800円くらいなのでランチには気持ち高めですが、この老舗の味は他では食べられないので一度はぜひ!
値段の意味が味からわかると思います。
事実このブログを打ちながら写真を見ていたら、また食べたくなってきました。中毒性があるな。

オカメでした。

この記事を書いた人は...

オカメです。

美味しい物大好き!旅行大好き!な、アクティヴ派です。