前回はドアの指はさみ防止ガードを作りにあたり、材料の寸法の決め方や材料の準備の様子までをご説明しました。今回はいよいよドアへの取付けを行っていきます。
◆ドアへの貼りつけ
ドアの側には、ドアの表面を両面テープの粘着剤で傷つけないように、透明の養生テープを貼ります。いつか必要なくなった際に、綺麗に剥がすための対策となります。ドア枠の内側に高さ105cmの所まで貼りました。また、ドアの内側、端から3cmの所に同じく高さ105cmの所まで養生テープを貼ります。
そして、ドアを開いた状態でドア枠の内側に3cmの貼りしろAの両面テープを剥がして貼ります。次にドアの端から3cmの所に貼った養生テープの端と、シートの山折りをピッタリ合うように貼りしろBの両面テープを剥がして貼ります。
そして、シートの切れ目が少し重なるように、次のシート2枚を高さ105cmの所まで貼ります。
◆目隠しカバーを貼る
クリアファイルのシートを貼ることで、指はさみ防止ガードとしての機能は果たすのですが、このままでは見た目があまり良くないと思い、更に上に目隠しとなるカバーを貼ることにしました。不透明なクリアファイルが手に入る場合は、必要ないかと思います。
ここで使用したのは100円ショップで見つけた、収納棚に敷いたりするクッションマット。トイレのドアには白いマットでカバーすることにしました。このマットはスベリ止めマットに近い素材で、クッションマットという商品名の通り、少しフワフワとしたクッション性があります。その為、万が一指はさみ防止ガードと一緒に、指を挟んだとしても、このクッションで少しは指への衝撃を軽減できたらと考えました。
また、このマットは恐らく必要な寸法を切って調節できるように、切り取りやすい形状になっているので、カバーとして貼るのに都合がいい素材でした。
ドア枠の内側に挟まらない位置に、クリアファイルのシートの外側に両面テープで貼りつけました。ドア側は必要な長さにマットの線に沿ってハサミで切って、両面テープで貼りました。
トイレのドアを開いた状態で見ても、閉めてトイレ内部から見ても、市販品を貼ったような仕上がりになったような気がしています。見た目としては大変満足しています。
目隠しカバーに使ったクッションマットは、他に茶色があったので、玄関ドアには茶色を使おうと考えています。他にも室内では、リビングへの入口のドア、洗面所のドア、寝室のドアと気になるドアがあるので、時間を見つけて同じように取り付けていきたいと思います。余裕ができたら、更に隙間が狭いドアの表側にも取付けられたらいいのですが、全てに取り付けるには時間が必要ですね。ひとまず手間はかかりますが、材料費は1箇所500円以内には収まっているので、市販品よりはかなり格安に抑えられると思います。