立春を過ぎ、暦の上ではすっかり春を迎えています。この時期になると、4月の新生活に向けて引越しをされる方が徐々に増えてくるといいます。
私もその一人で、先日引越しを行いました。
引越しの作業でもっとも大変といっていいのが「掃除」!! 掃除にもいろいろ種類がありますが、一筋縄ではいかないのが寝室の掃除です。
荷物をまとめようにも、荷物自体が汚れていては、段ボールに詰め込む気にもなりませんよね。
その家に長く住んでいればいただけ苦労させられるのが、積もり積もった埃やゴミの除去です。
今回は、部屋の床に積もり積もった埃やゴミを簡単にキレイにする方法をご紹介いたします。
【長年掃除をサボった部屋の床を楽に掃除する方法とは?】
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目次
- キレイの準備
- 大きなゴミをとるにはガムテープが最適!
- コロコロクリーナーで細かいゴミをとればよりキレイに
- おしりふきで拭いたらしっかりと乾かそう
- 作業のまとめ
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キレイの準備
◆部屋の床をキレイにするおおまかな流れ
- 床の汚れが目立つところにガムテープを貼る
- ガムテープをはがし、ペタペタさせてゴミを付着させる
- コロコロクリーナーで細かいゴミをとる
- 食べこぼしなどをおしりふきで拭く
- 雑巾で乾拭きする
- 晴れた日に外に干す(ラグの場合)
◆作業に必用なもの
- ガムテープ
- コロコロクリーナー
- 赤ちゃんのおしりふき
- 乾拭き用の雑巾
- ここからは、作業の方法について詳しくご説明していきます。
大きなゴミをとるにはガムテープが最適!
私の経験上、埃やゴミが積もり積もった床には以下の道具は適していないと考えられます。
△掃除機・・・
大きなゴミを吸い込むとすぐに袋がいっぱいになり、最悪の場合故障の原因になる
△雑巾・・・
埃はとれるが、ゴミを吸い取ることはできない
△コロコロクリーナー・・・
埃やゴミが多い場合、すぐにシートを交換しなければならなくなり、ゴミの大きさによってはシートが上手く剥がれなくなる
コロコロクリーナーをいきなり使うとこうなります。
また、この時期にラグの丸洗いは基本的に×です。
一日中陽当たりの良い家か、夏の洗濯物がすぐに乾くような時期であればまだしも、寒い時期にやってしまうと、カビが生える原因になります。
ということで、今回使用したのは「ガムテープ」です!
ガムテープを床の埃やゴミが気になるところに貼ります。
剥がしてみると、目立つゴミはあっという間にガムテープに付着してしまいました。
剥がしたガムテープを使い、ペタペタさせてゴミをさらに付着させていきましょう。
コロコロクリーナーで細かいゴミをとればよりキレイに
大きなゴミや埃の固まりがなくなったら、コロコロクリーナーの出番です。
ガムテープで取りそこなった髪の毛や皮脂、目に見えない砂埃やダニの死骸、フンなどを除去します。
アレルギーの主要原因は、なんとダニなのだとか。しかも、生きているダニではなく、死骸やフンにあるといいます。
参考資料、その1
認定NPO法人 アレルギー支援ネットワーク
ダニ対策の必要性
http://alle-net.com/allergy/allergy-dani/allergy-dani02/参考資料、その2
ダニアレルギーのメカニズム 日革研究所
http://nikkaku-j.com/mechanism_of_mite_allergy※所沢不動産情報WEBでは、商品については関知いたしません。
家族の健康のためにも、床(ラグ)は清潔にしておきたいものです。
おしりふきで拭いたらしっかりと乾かそう
床には食べこぼしなどがこびりついている可能性があります。そのため、埃やゴミを除去したあとに、濡れティッシュなどで拭くと良いです。赤ちゃんのおしりふきであれば手荒れを気にせずに作業することができるのでおすすめです。濡れティッシュやおしりふきには除菌効果も期待できます。
その後、仕上げに雑巾で乾拭きをして、しっかりと水気をなくしましょう。
ラグの場合、晴れた日に外に干すとより殺菌効果が期待できます。
参考資料、その3
天日干しの殺菌効果 フジテレビ商品研究所
http://www.fcg-r.co.jp/compare/enviro_140214.html
【作業のまとめ】
所要時間:約1時間
ラグの目立つ汚れは一部分でしたが、引越し先に持ち込むということもあり入念に掃除を行いました。
押さえるポイント
使用するガムテープは100円ショップのもので十分です。むしろ、あまり粘着力の高いものは床の素材を剥がしてしまう恐れがあるのでNGです。
もし、ラグと同時にフローリングを掃除したい場合は、養生テープの方をおすすめします。
(今回、私はフローリングも一部ガムテープでごみ取りしておりますが、特に問題は起きませんでした。)
そのほか、カーペットや床の材質によってはテープ類で剥がれてしまう可能性があるため注意してください。