GW翌週末、毎年多摩川で行われる水防訓練を見に行きました。長年、夫が東京都の防災ボランティアをしており、毎年この訓練に参加しています。私は行ける時は訓練の様子を見学しています。
市内や東京都の消防関係の車が集まるので、子供と一緒に見学に行くとひとつのレジャーにもなります。
◆はしご車に乗る体験
毎年、この訓練の時には、はしご車に乗る体験ができるので、今年は娘と一緒に乗ってみたいと考えていました。消防車やはしご車は、娘は保育園で見学に行って見た事はあるようです。また先日、マンションの防災訓練に参加して、はしご車の前で記念写真を撮りました。しかし、乗ってみて高さを体験する機会は、この訓練の時ぐらいしかできない事なので、一度乗ってみたいと思っていました。実際にはしごが伸びている下に行ってみると、娘は「すごい高いから、見るだけね。」と乗車を拒否…。結局、乗っている人を見学するだけになりました。
実際に乗ることがないのが一番いいですが、いざ乗らなければならない時に、高さを知っているのと知らないのでは、気持ちが違うと思うので、いずれ一度体験しておきたいと思っています。
◆放水訓練を見学
大規模災害時は川の水を利用して消火活動ができるようで、放水訓練をしていました。黄色いジャケットが防災ボランティアのユニホームで、夫もここで訓練していました。手前のショベルカーがいるあたりでは、土のうを作ったり積んだりする訓練も行われていました。
◆救助訓練を見学
毎年、水難事故の救助訓練が行われていて、今年は川でおぼれた男女を救助する訓練が行われました。我家は多摩川に近く川原に遊びに行きやすいので、子供には水に近づかないように言い聞かせるようにしています。今回は、「川で溺れると大変なことになる。」という事を見て感じてもらいたいと思いました。
水防訓練の一部は、一般市民も見学や体験ができるようになっているので、一度見学だけでもしておくと非常事態が起きた時に役立つことがあるかも知れません。私が住んでいる町では、秋にも同じ場所で防災訓練が行われており、その時には最新の防災グッズを無料で貰うことができます。簡易トイレや給水袋など、毎年少しずつ使い勝手が改良されている物を入手できます。お金をかけずに万が一の備えをできる上、最新の情報やグッズを入手しておくと、いざという時に役立つだろうと思って時々参加するようにしています。
子供がいる家庭では、防災訓練をレジャーのひとつとして取り入れておくと、万が一の際に役立つのではないかと考えています。