どうも、オカメです。
所沢から郊外散策第10回、鎌倉レポート続きです。
前回鎌倉の大仏のご尊顔を眺めました。
今回はそこから徒歩7分前後の「鎌倉文学館」にやってきました。
住宅街の坂を上っていくと緑に包まれた敷地が出て来ました。
坂上にある門
重厚な鉄の門。
ココから一般客は入れないですが通れたらお屋敷まで一直線の道になります。
それにしても、一直線だけれども館が見えないこの敷地の広さ。流石は富豪の家。
ココの門前は通り過ぎて奥へ進みます。
守衛室?のような場所で入館料(300円~400円 展覧会内容により異なる)を払い進むとトンネルが出てきました。
招鶴洞
源頼朝が鶴を放ったという故事から来ているという洞窟。
鶴がこの辺りに居たとは思えませんがロマンがありますね。
洞窟を抜けて50mほど歩くとお館が見えてきました。
うわ、大きい!
右半分
敷地内にナチュラルにブロンズ像が立ってるよ、そして景色から浮いていないよ。
お館が大きくて入りきらなかったので写真を分けました。
左半分
写真1階の左端はテラスになっており、文学館に入ればテラスに出ることができます。
かなりバックすれば全体図が入りました。
全体図
建物にな~んか既視感がある。
既視感の理由は建物内部の説明を見て判明しました(後述)。
コチラの建物スパニッシュとハーフテインバー(北方ヨーロッパ15~17世紀に流行った半木骨造。木と壁が半々に見えるようになっている)を基調に、切妻屋根・瓦等の和風様式も取り入れた和洋折衷なお屋敷です。
この和洋折衷具合が実にモダンです。
ちなみに庭も広く傾斜があるため、鎌倉(由比ヶ浜)の街が一望できます。
邸宅前からの庭
木がワサワサ生えているあたりまで庭です。
木の辺りを抜けると鉄の門の辺りに出ます。
傾斜があるため段ボール滑りとかも出来ちゃいそう。
庭の端にはバラ園があります(後日レポート)。
取りあえず先に建物内部を見学へ。
お屋敷側面
3階建ての洋館。
しかし実際に入れるのは1階及び地下1階のみ。
2・3階は一般公開されていなくて残念!
玄関からアプローチを撮影
透かし彫りの細工やレンガのスクラッチタイル。
エキゾチックな吊照明。ん~、既視感。
このモダン具合、どこかで見た!
建物内部なのですが、撮影禁止の為写真がございません。
内部には三島由紀夫や太宰治等、著名な作家の手書き原稿等が展示されており文学ファンなら垂涎もの。
1か所だけ撮影ができ場所があったので撮影。
テラスからの眺め
由比ヶ浜が見えていますね~、贅沢な眺め。
正面は海、バックは山。別荘地としては最高です。
ちなみにこのお屋敷の既視感の理由はコレでした。
こちらは前田侯爵の別荘。
先日レポートした旧前田侯爵邸(本館)と同じ人が住んでいた建物だからなんですね。
前田利成候の趣味は一貫していたんですね。
駒場東大前の本邸も前庭にバラがありましたし。
次回はバラ園に移ります。
オカメでした。