どうもオカメです。
都内散策第38回、アートアクアリウムの最終回です。
前回「水中四季絵巻」を通り過ぎると、しばらくは壁面展示がありました。
金魚は突然変異だったようです。
フナの中で赤く変異した個体を交配を繰り返し作り出された、ある意味人口の生き物。
室町時代には伝来していたようですが、庶民にも広まったのは江戸時代から、とのこと。
その為、浮世絵の中にいろいろな金魚が書き残されていました。
今と同じ見て涼をとる姿、金魚売の様子、金魚柄の着物等。
そんな展示を読みながら進むと、最後の展示の部屋へ。
着物が4枚前後飾られている、ただし1枚は真っ白な着物型水槽。
展示されていた本物の着物は江戸ではやった金魚からのものでした。
金魚柄の着物(本物)
大きい金魚が2匹、ピチピチしてますね。
黒で落ち着いていながらも、少しモダンな柄です。
そしてここからが、着物型水槽&3Dプロジェクションマッピング。
赤色の桜&金魚(本物)柄
赤い色彩と桜の柄の中を泳ぎ回る金魚たち。
金魚本体はもとより影までも柄の一部になっています。
青色と雪・金魚(本物)柄
色がらはゆっくりと変化していき、青系に変わりました。
白色に水の泡と金魚(本物)柄
3Dプロジェクションマッピングもかなり普及してきましたね。
美術館関係に行くと1度はお目にかかる気がします。
ちなみに着物の柄は、本当は黒や花などもうちょっとクッキリと絵になっている柄があったのですが、撮り逃しました。
もう一巡観るには長時間立っていたため、足が痛く断念。
会場はそんなに広いわけではないのですが、一つ一つをじっくり見たり撮影したりしてしまうため長時間経過しがちです。
足が疲れづらい靴推奨です。
アートアクアリウムは全体に漂うムードも良いので夜は特にデートなんかにもお勧めです。
ただし、混んでいると思いますのでそれだけはお覚悟を。
会場は日本橋三井ホールなので、
所沢駅→池袋駅→東京メトロ丸ノ内線大手町駅→東京メトロ半蔵門線三越前駅
で約55分です。
暑くてバテテいる方には特にお勧めです。
オカメでした。