都内散策44 【閲覧要注意!】目黒寄生虫館04

どうも、オカメです。

【注意】
虫関連・内臓関連・グロい画像全般・お食事前やお食事中・気分を悪くしたく無い方等はこの下に進まないでください。
「寄生虫」と言う内容を扱う関係で、精神的にキツイ写真が多く出てきます。
大丈夫と言う方のみ下の方の記事までお進みください。

興味のある方はどうぞ下へ。


ではこちらから始めます。

所沢から行ってきた都内散策第44回、目黒寄生虫館の続きです。
ようやく1階の展示を見終わって人体への寄生虫が集まる2階へ。
2階にはここの展示の目玉、日本海裂頭条虫の標本があります。

二階に上がると室内はこんな感じでした。
00panhusyasin.jpg
パンフレット写真より

広さはこの写真の2倍くらい(この写真は部屋の中央から撮影されているようです。)あります。
展示数も少なく見えますが、費やす時間は1階1時間・2階1時間くらいで計算した方が良いかと。
よほど苦手な人でない限り文章にも標本にも見入ってしまいます。

さてこの写真の中央に位置するバックが青い標本、これが一番有名(と思われる)な標本です。
その名も
05sanada_setumei.jpg
日本海裂頭条虫

俗にいうサナダムシですね。

日本海裂頭条虫
人から駆虫した成虫:全長8.8メートル
「幼虫がいるマス寿司を食べた人の腸で成虫になった。食べた後3ヶ月して便と一緒に、虫体の一部がちぎれて出てきたので気が付いた。
1986年8月、駆虫薬を飲んで全虫体を排出した。自覚症状なし。」」

長い!!
腸に寄生しますが、人間の小腸の長さが7~9メートル程度なのでほぼ腸の長さピッタリにみっちり詰まっていたということに…。うえぇ。
気になる全貌はこちら。
01sanadazenntai.jpg
全貌+真田紐(左側)

左側にある真田紐は長さ体感用です。
これを体に巻きつけて写真を撮ることもできます。
サナダムシの名前の由来だけある真田紐は長さも形もぴったりです。

03sanada_toubu.jpg
サナダムシ 頭部

頭部は小さい。
尻尾と見紛うほどです。
口も目も消化器官もなく、引っかかるための吸盤があるくらいです。

04isanada_karadaapu.jpg
体部分アップ

節ごとに一匹であり、それが連なっている生き物とのことです。
ただ、生まれてから成長するまでは一匹で巣立つときは切れてバラバラでもOK。
この1節ごとに雌雄の生殖器や栄養吸収ができ、切れたとこから別個体としても繁殖するようです。
しなくていい!

太さはきし麺より少し太いくらいでしょうか。
見た直後にはきし麺がが食べれない…。

こんなのがお腹にいても自覚症状が出ないって怖い。
トイレ行ったときにこれを発見してしまうのも更に嫌!

症状が出ても腹部の不快感、食欲不振、嘔吐、下痢、貧血くらいで死に至るわけではありません。
日本海裂頭条虫にとって人間は最終宿主(しゅうしゅくしゅ)であります。

寄生虫は成体になるために中間宿主→終宿主と移動を行わなければなりません。
個体によっては何度か中間宿主を経て成体になります。
卵&幼体時に寄生している宿主(「やどぬし」ではなく正しくは「しゅくしゅ」と読む)を中間宿主(ちゅうかんしゅくしゅ)と呼び、移動して成体になれる宿主を終宿主と呼びます。

ちなみに日本海裂頭条虫の場合は
02sanada_youtyuu.jpg
日本海裂頭条虫の幼虫

第一中間宿主:ケンミジンコ→第二中間宿主:サクラマス・カラフトマス→終宿主:ヒト・犬

終宿主であれば宿主が体調不良になったり死んでしまうと、寄生虫そのものが死ぬことになってしまうので終宿主が死に至るような悪さはせず共存のような形で寄生します。
なのでコレをお腹に飼ってしまっていた人も自覚症状がなかったようです。

ただし!本来中間宿主・終宿主で無い寄生虫が入ってしまった時は要注意!
本来寄生するはずの宿主に入れなかった為、成長が出来ないので幼体のまま無性生殖を繰り返します。
その寄生虫の卵&幼体が体の中で暴れまわり、死に至るような重症状を引き起こします。
有名どころではエキノコックス(本来は狐に寄生)がおり、肝臓で無性生殖をおこない爆発的に増え、深刻な肝機能障害を引きおこすそうです。

北海道で狐を見つけても絶対に触らないよう注意!!

では次回は2階の他の展示と特別室についてレポートします。

オカメでした。

この記事を書いた人は...

オカメです。

美味しい物大好き!旅行大好き!な、アクティヴ派です。