どうも、オカメです。
所沢から都内散策第15回、銀座にある『銀座古川』のシチューです。
せっかく日本一高い地価の場所に来たのだから、夕飯もリッチにと思い銀座でしか食べられなさそうな食べ物を検索してみました。
ヒットした中で、興味がそそられて且値段的に手が届く食べ物を選んでみました。
その結果、選んだのがコチラ。
銀座古川のクリームシチュー
帝国ホテルや各国大使館の料理長を勤め、フランス料理の神様と崇められた「村上信夫」さんがオープンしたお店です。
ただ、創業者の村上信夫さんは開店1年経たないうちに急死されてしまい、現在はその味を継いだ息子さんが経営されているそうです。
料理を注文するとお冷が出てきましたが、コチラのお店ではお冷=アイスティー(写真右上)です。
紅茶アドバイザーのもと、セイロンまで出向いて求めたこだわりのシチュー/カレーにピッタリのアイスティーとのこと。
当然、少なくなると継いでくれます。これだけでも美味!
サラダの他に「洋食屋さん」なのでお箸と茶碗にもられたご飯/お漬物もセットになって出てきました。
海鮮たっぷりのクリームシチュー
注文するとグツグツ音を立てながらやってきました。
表面から見ただけでは分かりませんが、この中には「鯛、ホタテ、ズワイガニ脚、エビ、イカ、タコ」がゴロっと入っています。
シチューを一口食べると、甘い!それも砂糖の甘さではなく魚介の甘さ。
これだけ魚介スープの甘さが出ているクリームシチューは初めて食べました。
シチューに甘味が出ているからと言って、具がパサパサになっていたりはせず、具は具でプリッとホロリとした食感&素材本来の旨み。
具は具で調理してからお皿に入れ、最後にシチューをかけてお皿ごと熱しているんだと思います。
魚介の味を濃縮しきったシチューはどれほど材料に魚介を入れたんだろう、と考えさせるほどの濃縮された味。
濃厚・濃密・凝縮・まったり・トロッと・とろける・甘味・旨み…そんな単語が並びそうな味です。
ただし、これシチューのみで食べつづけていると多小しょっぱく感じてきますが、ご飯と合わせると延々食べ続けられる絶妙さ。
サラダのドレッシングも考えられた味&ドレッシングが足りなくなると、とても愛想のいいウエイトレスさんが足しにきてくれます。
ウエイトレスさんの気遣いも一流でした。
お値段は気持ち高めですが(2,400円:サラダ・ライス・香の物付)、満足できる味とサービスです。
オカメでした。