どうも、オカメです。
所沢から都内散策第53回、浅草の昼の顔と夜の顔です。
前回浅草寺の昼・夜をレポートしましたが、今回は浅草の食べ物をレポート。
まずはお昼は洋食屋さんに行ってみました。
雷門を前にして向かって左に歩くと出てくる洋食屋さん「モンブラン」。
かなり混んでいましたが、滑り込みセーフで待たずに入れました。
ランチサービスがあったので「ハンバーグランチ」を注文。
昼食 モンブランの「ロシア風ハンバーグランチ」
「ロシア風ハンバーグランチ」と書いたように、実は他にあと5か国分のハンバーグランチがあります。
ロシア風・・・ブラウンソース&生クリーム
フランス風・・・ワインとマッシュルームのデミグラスソース
オランダ風・・・ソフトなチーズが一面にかかっているタイプ
和風・・・おろしオニオン&特性醤油
メキシコ風・・・ピリ辛トマトソース
イタリア風・・・ピリ辛トマトとチーズのソース
どれも鉄板の上でグツグツと煮えたぎっており、食欲をそそります。
ライス・味噌汁、場合によってコーヒー付なのがうれしい。
ロシア風はかなり濃厚なデミグラスソース的味付けに爽やかな生クリームのライン。
濃いめの味付けなので、セットでついてくるライスと合わせるとやめられない・止まらないの勢いで食べてしまします。
ハンバーグはナイフを入れると肉汁が流れ出てくるジューシーさ。
鉄板が焼かれておりグツグツ煮えたぎっているのも食欲をそそります。
お昼は洋食を食べ、夜は雷門向かって右の老舗「神谷バー」へ行ってきました。
外観は撮り忘れたので、10分前後並んだあと店内へ。
神谷バー 店内
老舗のバーと言う響きだと個人的にイメージは「ガス灯の様な薄暗い照明・レトロモダンな内装」なんですが、どちらかと言うと「昭和の食堂」と言う方が近い雰囲気です。
大半の席が相席形式で、ワイワイガヤガヤ話し声がBGMの様なにぎやかさです。
ドアを入って右手側にレジがあり先払い食券制出ることを告げられました。
メニューはこのようになっています。
食品サンプルケース
昔懐かし食品サンプル。
デパートの食堂の様な気分になってきました。
この時全て食べたいものを頼まなくとも、ウエイトレスさんに追加でオーダーは出せます(その場で現金払い)。
初回だけレジにて支払のようですね。
食券を渡され席につきました。
懐かしの食券制
席についたらウエイターさんまたはウエイトレスさんに食券を手渡します。
衣装が昔風でレトロさを感じられます。
ちなみに1880年創業なので、今年で大体134年目になるそうです。
神谷バーの「神」の字が旧字体なのも納得。
席で待っているとすぐに飲み物が来ました。
神谷バー名物 「電気ブラン」
左から電気ブランオールド・デンキブラン・セットの水。
神谷バーと言えば電気ブランと言うほど有名なお酒で、森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」や太宰治さんの「人間失格」の中に出てきます。
「夜も短し歩けよ乙女」でこのお酒について知り(もっともこの小説に出てきたのは「偽」電気ブランでしたが)飲んでみたくて行きました。
電気ブランはブランデーをベースにワイン・ジン・キュラソーと薬草が配合されたカクテル。
配合は未だに企業秘密なんだそうです。
気になる味ですが、
■電気ブランオールド(380円)・・・アルコール度数40。薬草が入っているためか、龍角散のど飴の様なかなり甘めの風味を感じます。ブランデー+甘さ+薬草と言った感じです。口当たりは良いですが、度数が高いためか口に入れた瞬間ビリリッと刺激も感じます。
■デンキブラン(260円)・・・アルコール度数30。オールドよりもマイルドな味わい。但しオールドを飲んでからだと薄く感じてしまうので、飲む順番は注意!店内はコチラを頼んでいる人が多かったです。
水はデンキブランor電気ブランオールドを頼むとついてくるチェイサーです。
お店的にはチェイサーをビールにすることをお勧めしているそうです。更に酔う!
1杯の金額がとても安く口当たりが良いので調子に乗りやすいですが、物凄く酔いが回るのが早いうえにワイン+ブランデーのタッグなので二日酔い要注意!
電気ブランを楽しんでいると料理が到着しました。
ポークヒレカツ
頼んだ内に1つ、ポークヒレカツ(770円)です。
パスタがサラダ代わりに添えられてるのも昔風で◎。
薄めのカツをサックサクに揚げてあり、意外とボリューミー。
シンプルながら飽きの来なさそうな味わいです。
他のメニューもどれもどこか懐かしさを感じる味わいが残っています。
メニューもさることながらワイワイガヤガヤの喧騒もこの店の味わいを作っていそうです。
下町レトロ気分を味わうのにピッタリかと。
オカメでした。