規制緩和でフグコース01

どうも、オカメです。

美味しい食べ物を求め、あちらこちらへ出回っています。
先日ニュースで「2012年10月1日よりフグ、東京とは規制緩和。以前より手軽に味わえるようになる・お値段も手頃に!」と。

今までの人生でフグ一式コースを食べた事があるのは、たったの一度のみ…。
規制緩和前のコース相場は5,000円~30,000円ほどらしいです。
今回発見したコース価格は3,600円前後でした。

ところで「フグの規制緩和」とは??

東京都の条例改正により、免許を持った「フグ調理師」がいないとフグの取扱いは出来なかった。
しかし、2012年10月1日より東京都は規制緩和により『身欠ぎフグ(フグ調理師により予め毒部位を取り除かれたフグ)』を使い届け出を行えば、調理・加工・販売ができるようになった。

フグ調理師を店に置かなくても良いなどあるから手軽&安くなったんですね。
ただし、注意!!

2010年度東京都調べで身欠ぎフグの有毒部位状況を調査した結果、
『身欠ぎフグ470匹中29匹が毒部位の除去が不十分』!!
…確率が思ったより高い。

事前に調べたので、悩みました。
『フグは食いたし、命は惜しし』…でもやっぱり食べたくて実行!

行った場所は都内の某チェーン店。
事前予約してコースをオーダー。
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突き出し突き出し(3種盛り)とフグ皮の酢の物

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フグの煮こごりアップ

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フグの皮の酢の物

フグの煮こごり→フグ、と言われても正直分からず。他の魚です、と言われても納得してしまうと思われます。
フグの皮の酢の物→コリコリとしたクラゲのような食感。噛み締めていれば、ほんのりフグ出汁の味がするくらいで、フグ色はそんなに強くはないです。ポン酢・薬味の味と食感を味わう料理ですね。

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てっさ

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てっさアップ

待ってましたー!!やっぱりフグといえばてっさなイメージが強い!
ちなみに『てっさ』の呼び名の由来は、フグ→「当たると死ぬ」という性質により→「鉄砲」→促音化「てっさ」、だそうです。

てっさ→食感はナタデココを薄~く切って、それにほんのりコリコリ感を足したような食感。その薄さでありながら、刺身とは思えないほどの出汁のような味が出ます!何回噛んでも味が薄くならない、そんな不思議な感覚に陥ります。
美味しい!

「フグの味わいは喉越し、2~3枚いっきに口へ」などと言う事は、庶民たるもの出来ません!
勿体無い!1枚1枚じっくり味わいたい!そしてそれに適した味だと思います。

フグの刺身は確かに厚かったら弾力がありすぎて噛み切れなくなりそうなので、薄い形状に納得です。

長くなりそうなので、次回はフグのから揚げ。

オカメでした。

追記
ちなみに埼玉県(当然所沢も)ではまだ規制緩和されていません。
身剥ぎフグで安く食べたい場合は東京へどうぞ。

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オカメです。

美味しい物大好き!旅行大好き!な、アクティヴ派です。