前回、子育てサークルでお別れの記念に、手形の寄書を作成した方法をご紹介しました。取った手形を画像データの素材として利用したので、原本はそのまま子供たちのお母さん方へ返そうかと思ったのですが、そのままお戻ししても面白くないと考えついたのが、可愛く加工して残す方法です。これはお子さんがいるご家庭では、手軽に作成して子供の成長記録を残すことができますし、親戚などにプレゼンとしても喜ばれそうなので、作成方法をご紹介しますね。
◆身近にある物を利用
子供達の手形を取るコツについては、前回の記事でご紹介しているので省略します。手形はハガキの大きさの紙に取ったので、少し厚みがある紙でした。それを加工するのですが、今回は身近にあった絵本の表紙をカバーするシール状の透明シート、好きな柄のマスキングテープ、リボンなどを利用して加工しました。
◆表と裏への加工
まず、手形を取った表面に手形全体をしっかりカバーするように、透明シートをカットして貼りつけます。これで、取った手形を長期間綺麗に保存できるようになると思います。
次に裏面も表の手形の全体が隠れるように、好きな柄のマスキングテープを貼っておきます。今回は隙間なく1つの柄のマスキングテープで直線的に貼ったのですが、色々な柄のマスキングテープをちぎりながらランダムに貼ったり、お好きなように飾ると面白いと思います。
◆ハート形に切ってリボンを付ける
手形の面に透明シート、裏面にマスキングテープを貼ったら、手形の輪郭より少し大きめに親指を境目にして、ハート形っぽくなるように余分な部分をハサミでカットします。余白の部分に穴を開けます。
最後に穴にリボンを通して完成。今回はリボンに印字できるラベルプリンターを利用して、リボンに子供のイニシャルと西暦と月を入れてみました。子供の名前や年月日などは、裏面のマスキングテープの上にシールを貼ったり、できる方法で工夫すれば良いと思います。
日々成長し続ける子供達の姿は嬉しい反面、小さくて可愛い時期はほんのちょっとの短い期間なのだと、時々時間を巻き戻せない寂しさを感じたりもします。二度とは戻れない一瞬を、可愛く思い出に残しておければと思い、この小物を作ってみました。ブックマークとして読みかけの本に挟んで持ち歩いてもいいですし、オーナメントのように壁に引っかけて飾っておいてもいいですね。その後どんどん成長する手形をさらに取って、沢山コレクションしていくのも楽しいかもしれません。