家族対策★蜜蝋で木製家具のお手入れ

我家の家具は、ナチュラル系の木製品が多いです。ダイニングテーブルは、何も気にせずコップを置きっぱなしにすると、輪ジミができやすい素材。夫が座っている席の周辺は、自宅での滞在時間が短いのにも関わらず、なぜか凄く汚れます。服や手が汚れているということなのかも知れません。結婚後は汚れ対策として、ランチョンマットを敷いていたのですが、夫の席はそれだけでは足りないので、学習デスク用の広いマットを敷いてみました。その後子供が増え、一緒に食卓につくようになると、最近はランチョンマットをいじるようになってしまい、テーブルには何も敷かないようにすることにしました。しかし、テーブルの表面が長年の汚れや輪ジミなどが目立つので、これを目立たなくする方法を考えました。

◆木目に入り込む汚れ

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ダイニングテーブルは毎日使うのと、子供が下から上までよく触るので、舐めたりして口に入っても大丈夫な素材で、コーティングしたいと考えました。家具を購入時、一番最初にワックスのような物を塗っておけば、木目に汚れが入り込みにくく、汚れを防ぐことができたのかもしれません。

我家のテーブルは、日焼けや輪ジミ、手垢などの汚れが沢山ついて、ちょっと拭いたくらいでは全く綺麗にならない状態でした。洗剤や歯ブラシなどを使って、一通り汚れを落としてみたのですが、少しは綺麗になったものの、新品の時の姿までにはほど遠い感じでした。

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特にベンチとテーブルは表面が白く乾いたような状態で木目がムラになっているので、今回は子供が舐めても問題ない自然素材の蜜蝋を塗って、コーティングしてみることにしました。

◆舐めても安心の蜜蝋で家具のお手入れ

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蜜蝋を使うのは初めてなので、とりあえず10gという少量を買ってみました。数百円で送料無料だったのが決め手。容量が多いと、家具に合わなかったり、使いきれない時に困るので、まずは少量使ってみることにしました。

 

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いらないTシャツなどを切った乾いた布に、少量の蜜蝋を付けて、気になる木目のムラやシミ部分に塗りこみました。

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木製家具は人間の肌と似ていて、湿度や乾燥から影響を受けるので、蜜蝋を塗ることで表面をコーティングするのと、保湿剤を塗ったように木目の表面に潤いを与えてみました。新品同様とまでいきませんが、白く乾いたような木目のムラが目立たなくなり、輪ジミも分かり難くなりました。蜜蝋を塗りこんだ後、別の乾いた布で磨くと、木目の表面にツヤが蘇ってきました。

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ダイニングテーブルの椅子や子供用の椅子にも塗り、最終的には隣のローテーブルにまで、蜜蝋を塗りました。ローテーブルは来月にはこたつとして使用するので、今のうちにお手入れしておきました。購入した蜜蝋は亜麻仁油と練ってあるので、暑い季節だと溶けてゆるくなりもっとベトベトしたかも知れません。また、もっと寒い季節だと、逆に蜜蝋と油が固まってしまい、塗りにくかったかも知れません。暑すぎず寒すぎない今の季節に、家中に秋風を通しながら作業を行ったのが、ちょうど良かったような気がします。

ダイニングテーブルは、夫用の広いマットのみを残し、ランチョンマットを置かずにしばらく使ってみることにします。木製家具には今後も時々、蜜蝋を塗りながら表面をコーティングし、極力汚れないように使っていければと思っています。

この記事を書いた人は...

ゆい です。

2015年10月より、40代前半で親業開始。 人生は毎日が自由研究のようなもの、と思い始めたこの頃。 仕事・子育て・家事・遊び、暮らしの全てを楽しみながら、娘と一緒に日々成長中!