娘が赤ちゃんの時に飲んでいた粉ミルクの空き缶、何かに使えないかといくつか残しておきました。先日、小さい椅子を別の場所に運ぶ娘を見て、ミルク缶で新たな椅子を作ってやろうと思いつきました。ミルク缶は大変丈夫で、大人が座ってもビクともしないくらいです。蓋が開閉できるようになっているので、椅子の中にオモチャなどを入れる収納にもすることができます。蓋にはフェルトで動物の顔のように装飾したので、蓋を開けると動物が口を開いたように見える、楽しい椅子ができました。
■ 材料 ■
- 粉ミルクの缶 :内容量850gのもの3個
- ビニールテープ、ガムテープ:ガムテープは伸縮性のある布製の物が◎
- 強力両面テープ:強力な布製の物が◎
- クッションマット:すべり止めのようなクッション性のあるマット100円ショップで入手
- 段ボール:A4程度の大きさ
- 装飾用のフェルト:3匹の動物の顔を作れる色数、缶側面を覆える大判の物
- 透明クリアファイル:A4サイズ1枚
- ボンド
- 油性ペン
◆粉ミルク缶をテープでまとめる
まずミルク缶の蓋を外しておきます。安定感のある椅子にする為、3個の缶の外周をビニールテープとガムテープでぐるっと1周貼って、1つにまとめます。
底に強力両面テープを貼ります。
クッションマットを貼りつけ、余分な部分をハサミでカットします。缶の底にクッション性のあるすべり止めのような物を貼っておくと、滑らない上に床などの傷防止になります。
側面に貼る大判のフェルトを用意し、缶の高さに合わせて切っておきます。
缶の側面に両面テープでフェルトを貼りつけます。この時、フェルトのつなぎ目が缶の面に来るように、調整します。
缶の側面全体にフェルトを貼り、余った端は繋ぎ目で綺麗にカットします。
缶の側面に空間が開くので、その部分には切った段ボールを入れ、両面テープを密着させるようにしました。段ボールの余分な部分は綺麗にカットしておきます。
◆蓋の装飾を作る
最初に外しておいた蓋をフェルトで装飾していきます。
クリアファイルをカットして開き、蓋を乗せて油性ペンで形をなぞります。蓋の円を輪郭として、動物の耳などを描き足します。
裏返して、描いた線を覆うように両面テープを貼りつけます。
両面テープの剥離紙を剥がし、フェルト貼りつけます。裏返すと、このようになります。
描いた輪郭線に沿ってハサミでカット。
蓋の上に両面テープを貼りつけ、その上にカットしたフェルトを貼りつけます。クリアファイルに両面テープが密着しやすいので、しっかりと貼りつけることができます。円から出ている耳などもクリアファイルが芯となり、しっかりとしています。
そして、動物の目や鼻などのパーツをフェルトをカットして作り、ボンドで貼り付けます。
ミルク缶に蓋を取り付ければ完成です。蓋の一部が開閉するようになっているので、動物が口を開けたようになりますよ。中にはオモチャを入れておくことができます。
娘に見せると椅子として使うより、おままごとのご飯を食べてもらう相手として大活躍しています。大きな口をパカッと開けるので、美味しそうに沢山の食べ物を食べてくれるように感じるようです。私の代わりにおままごとの相手をしてくれるお友達が現れ、とっても助かっています!頑丈な椅子、オモチャ入れ、おままごとの相手など、更に新しい使い方が出て来そうな、ミルク缶の三角椅子です。