先日、娘の3歳児健診に行ってきました。我家の場合、1歳半から保育園に通っているので、毎月身長・体重を測ってもらえる上、年齢により半年に一度程度、園医さんの歯科健診や健康診断も受けています。また、娘は肌が弱い体質で定期的に小児科にも通っていて、鼻や耳も弱いので週1・2回の耳鼻科通いの頻度も多い状況で、体の調子のチェックは頻繁に行っている方だと思います。
3歳児健診は市町村から送られてくる問診票と母子手帳を持って、市内の保健センター行きました。これまで保健センターでの健康診断は行くだけでよかったものの、3歳児の場合は自宅で目や耳の検査を行って、採尿の提出も必要でした。
◆目の検査
自宅でやる目の検査、とっても面倒だなぁ…と思い、結局やってみたのは健診日の前日でした。子供はガチャガチャして落ち着きがなく、うまくできないのでは?と思っていましたが、翌日の健康診断で必要だからちゃんとやるように説明すると、思っていたよりおとなしく取り組んでくれました。
検査用に送られてきた絵のカードを切り取り、大きな絵のカードを見せて、物の名前を言わせます。3歳児だと、これくらいの物の名前を言えた方がいいということなのでしょう。娘はすんなり言えました。
そして、子供の片目をティッシュと絆創膏でふさいで、2.5mほど離れた場所から、小さな絵のカードを見せて絵の名前を言わせます。目を隠すのを嫌がったので、結局目隠しは夫に手伝ってもらい、手で片目を隠してもらいました。4種類のカードを片目ずつ見せて、想像以上に全部見えて、すんなり終了。
◆耳の検査
耳の検査は送られてきた「絵シート」を使いました。最初に絵を指さして、「これなに?」と聞いて、動物や物の名前を言わせます。次に、大人は口を手で隠して、「絵シート」にある動物や物の名前を、ささやき声で言います。子供には聞こえたら「絵シート」を指すか、同じ言葉を言ってもらいます。これも何も心配がいらないほど、すんなりクリアしました。
最後は子供の耳元で、大人が親指と人差し指をこすり、音のする方に振り向かせ、左右聞こえているか確認。これも問題なく指をこする音の方に向いて終了。
最初は面倒だと思っていましたが、目も見えて、耳も聞こえて、言っている事も見ている物も理解しているんだなぁ、と実感できる検査でした。
各市町村で検査内容は違いがあると思われますが、10~20分程度あれば簡単にできる自宅での検査内容でした。保健センターではこの検査結果を元に、再検査などを行ってもらえるようになっていました。
◆簡単に採尿する方法
さて、3歳児健診でいちばん難関だと思っていたのが、尿検査の為の採尿。娘は、昼間はオムツがはずれたものの、夜間はまだオムツで寝てもらっていて、朝トイレに行くのを嫌がります。採尿の為には何とか朝一番でトイレに行ってもらおうと、ここ1・2ヶ月はトイレを促して来ましたが、なかなか行ってくれないのが悩みでした。また、トイレに行くようになっても、採尿用の紙コップに取るのは難しそう… となかなか練習が進んでいませんでした。
ある日その話を実母にしたところ、「洗面器みたいな大きな容器にさせれば?」と言われました。自分では全く思いつかなかったので、いいアドバイスを貰えました。そして健診の前日、遊びに使っているバケツの上に座らせて、「明日の朝一番でここにオシッコしてくれる?」と言うと、「オシッコ検査持って行くんだよね。」と採尿の必要性も理解してくれました。そして健診日の朝、お風呂場に置いたバケツに座ってもらい、採尿成功! 小さな紙コップにしてもらうより、とてもラクにできました。いつもとはちょっと違う事が、面白かったのもあるようです。
尿検査の結果は、白濁していて再検査となってしまったのですが、バケツでの採尿が簡単だったので、いつでも再検査に持っていけそうです。
◆健診内容と結果
朝無事採尿をして午後からの健診では、問診票をもとに保健師さんとお話、身長・体重の測定、小児科医の診察、歯科医の診察、保健師さんから健診結果を聞いて母子手帳返却という流れでした。最後にもし他に何か子育てに関する悩みや相談があれば、専門の相談員を紹介してくれるなどのアドバイスがありました。
3歳までにも何回か連れて行った保健センターでの乳幼児健診、3歳でようやく一旦一区切りとなりました。次は小学校入学の半年前頃に就学時健診があるようです。我家の場合は小学校に上がるまでは、保育園での健診や相談ができるので安心していますが、子供に関する悩みや不安がある場合、話を聞いてもらえる相談できる人や場所を沢山知っていた方がよさそうです。ちょっとした事でも、自分では思いつかなかったアドバイスを貰えて、ラクになる事があるかもしれませんよ。