所沢市広報4月号が配布されました–2011年3月30日現在

所沢市で毎月発行され、各家庭に配布されている所沢広報ですが、
その中でも4月号は大切な情報が載っていますので必ず読むようにしてください。
今回はその中でも最近女性に多い子宮頸がんについての情報を抜粋いたします。

検診で子宮けいがんは予防できます

・・・『がん検診・子宮けいがん特集』あなたの命を守りたい・・・
 

 

 市では、胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮けいがんの5種類のがん検診を実施しています。中でも子宮けいがんは近年、20歳代から30歳代の若い年代層に急激に増加しています。そこで今回は、20歳から受診できる「子宮けいがん検診」についてお知らせします。
※問い合わせ 保健センター成人保健課(電話:04-2991-1811、ファックス番号:04-2995-1178)
 

 

急増しています子宮けいがん!

 「子宮がんなんて、まだ自分には関係ないわ!」と思いこんでいませんか?実はだれにでも起こりうる病気なのです。子宮がんには「子宮けいがん」と「子宮体がん」の2種類があります。発生する場所、年代、原因等、それぞれまったく違う病気です(詳しくは下の「子宮けいがんと子宮体がんの比較」でご案内しています)。
 子宮がんのうち、子宮けいがんは、ほとんどの場合、初期には自覚症状がありません。そして近年、子宮けいがんになる年齢層のピークが、30歳代へと変わってきました。
 

■子宮けいがんと子宮体がんの比較
子宮けいがんについて
 

  • 発生部位 子宮けい部(子宮の入り口)
  • 主な発症年代 30歳代~40歳代
  • 主な危険因子 ヒト、パピローマウイルス感染

 

子宮体がんについて
 

  • 発生部位 子宮体部(胎児が育つところ)
  • 主な発症年代 50歳代以降
  • 主な危険因子 ホルモンバランスの異常、肥満、 未妊娠、 糖尿病

 

原因ははっきりしています!

 子宮けいがんの原因は、ヒト、パピローマウイルス(HPV)(注釈1)というウイルスであることがはっきりわかっています。感染しても自覚症状がなく、9割の人は自分の免疫力により、自然にHPVが消えてしまいます。また、感染したからといって子宮けいがんになるわけではありません。
 

 

注釈1:ヒト、パピローマ ウイルス(HPV)とは…
 このHPVはありふれているウイルスで、一度でも性交の経験がある女性なら、だれでも感染の可能性があります。また、HPVには100以上のタイプ(型)があることも分かっており、ハイリスク型HPVやローリスク型HPVなどに分類されています。
 

 

正常な細胞が子宮けいがんになるまで

 多くの女性がヒト、パピローマウイルス(HPV)に感染し、正常な細胞が感染した細胞に変化します。ほとんどの場合は免疫力で排除され、感染した細胞は正常な細胞に戻りますが、一部の女性で感染が持続し、変化を起こした細胞となります。ここで発見し治療を行えば、がんにはならず、ウイルスが排除されれば正常な細胞に戻ります。
 

 

どのくらいの人が検診を受けているの?

 子宮けいがんの予防と早期発見は、子宮けいがん検診の受診が最善の方法です。所沢市の子宮頸がん検診の受診状況は、下の「所沢市子宮けいがん検診受診者数・平成19年度」のとおりです。子宮けいがんになるかたが多い30歳代以下の若い年齢層の受診者が、非常に少ない状況です。欧米では、60%以上の女性が検診を受けていますが、日本では、わずか23.7%。「検診さえ受けていれば…」という事態も少なくありません。
 子宮けいがん検診の受診については、子宮がん検診実態調査(子宮けいがんから女性を守るための研究会調査プロジェクトの報告書より)から検診を受けない理由などが明らかになりました。
 ※詳しくは、下の「子宮けいがん検診を受けない理由」「子宮けいがん検診を定期的に受けている人の意識」でご案内しています。
 さて皆さんはどのようにお考えになりますか?   
■所沢市子宮けいがん検診受診者数・平成19年度
 

  • 20歳代:受診者数 170人、がん発見者数 1人
  • 30歳代:受診者数 963人、がん発見者数 0人
  • 40歳代:受診者数 1,856人、がん発見者数 1人
  • 50歳代:受診者数 1,736人、がん発見者数 2人
  • 60歳代:受診者数 1,629人、がん発見者数 1人
  • 70歳以上:受診者数 417人、がん発見者数 0人
  • 合計:受診者数 6,771人、がん発見者数 5人

 

■子宮けいがん検診を受けない理由 ※複数回答
 

  • 時間がない、面倒 46.3%
  • 費用がかかる 30.0%
  • 受ける方法、手続きがわからない 28.6%
  • 検診の方法を知らないので不安 27.2%
  • 症状がないので必要ない 22.8%

 

■子宮けいがん検診を定期的に受けている人の意識 ※複数回答
定期的に受診する理由は?
 

  • 早期発見に重要 78.7%
  • すべての女性になる可能性があるから 33.7%
  • 自覚症状がないから 31.4%

初めて受診したきっかけは?
・自治体や職場からの案内、通知 45.6%
検診受診後の印象は?
 

  • 検診はかんたん 約6割
  • 時間はかからない 約7割


 

20歳になったら子宮けいがん検診!

 所沢市の子宮けいがん検診は細胞の変化をチェックする「細胞診検査」(注釈2)です。検査法は非常に簡単!綿棒くらいの大きさの道具で子宮の入り口(けい部)から細胞を採取するだけで、痛みはほとんどありません。平成20年度からは妊婦健診に子宮けいがん検診が加わりました。「健康診査受診票(妊婦)」を使い、妊娠早期に検査を受けることが大切です。詳しいことは母子健康手帳交付の際にお渡ししている「母と子の健康に関する事業」(チラシ)でご案内しています。
 

 

注釈2:細胞診検査とは… 
 変化した細胞やがんを疑うような異常な細胞がないかを調べる検査。子宮けい部から採取した細胞を色素で染色して、顕微鏡で検査します。
 

 

所沢市の子宮けいがん検診を受けるには?

 20歳以上の所沢市民でしたら1年に1回、市内協力医療機関(産婦人科)、または市民医療センターの人間ドックを受診する際のオプションのどちらかで受診することができます。下の「所沢市の子宮けいがん検診の受け方フローチャート」でご案内しています。ただし、婦人科に定期的に通院している方、症状がある方、妊娠している方(妊婦健診で受診してください)は、がん検診として受診することができません。
 

 

■所沢市の子宮けいがん検診の受け方フローチャート
【子宮けいがん検診の申し込み】
 保健センターあてにはがきで申し込みください。申し込み方法等は本号広報ところざわ(4月号)に折り込みの「健康カレンダー」、「がん検診のご案内」、市ホームページでご案内しています。
※「健康カレンダー」で検索するとそのページが表示されます。
【受診票の送付】
 申し込みをした方に受診票を送付します。
【検診受診】
 

  • 実施場所 市内協力医療機関
  • 実施期間 平成21年4月~22年2月27日
  • 自己負担金 1,000円

【検診結果の説明】
 検診結果については、直接担当医師から説明を受けてください。
 


 

トピックス・・・子宮けいがんの原因ウイルスの発見者が、2008年度「ノーベル生理学医学賞」を受賞・・・

 昨年のノーベル賞は、日本人受賞者の話題で盛り上がりましたが、実はドイツがん研究センターのハラルド、ツア、ハウゼン名誉教授が「子宮けいがんを引き起こすパピローマウイルスの発見」でノーベル生理学医学賞を受賞しました。女性のがんとして、世界では2番目に多い子宮けいがんは、ヒト、パピローマウイルスの一種が子宮けい部に感染することにより発症することを明らかにしたものです。
 


 

生涯にわたって、すてきに、すこやかに過ごしましょう

 今後も市民の皆さんに適切な保健情報を提供し、「健康ところ21計画」に基づき、市民の健康を守るための保健事業を進めていきます。 皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
 

情報引用元 所沢市ホームページ2011年3月30日現在

この記事を書いた人は...

美味しいのLOVE です。