富士山頂上の夜明け -富士登山2014・その14-

こんばんは~、ウララです~。
 
9月27日に発生しました御嶽山の噴火は
外出先の携帯WEBニュースで知りました。
 
同じ登山を趣味としている私にとりましても
とてもショックな出来事で悲しいニュースでした。
 
御嶽山の噴火によりお亡くなりになられた方々と
ご家族の皆様、謹んでお悔やみ申し上げます。
 
また、おケガ等で被害に遭われた皆様、
心よりお見舞い申し上げます。
 
自衛隊、消防、警察などの方々も
全力で救助にあたられていましたが
火口付近はとても危険で
二次災害の恐れもあり
救助活動も難航しているようです。
 
一刻も早く噴火活動が収まり、
一刻も早く救助活動が再開しますように
心より願っております。
 
引き続き、今後のニュースに
注目していきたいと思います。
 
さて、

今回も所沢より発信の

富士登山レポート2014
の続きでございます。
 
富士山 山頂の山小屋、
扇屋さんで一泊しましたが
就寝中の山小屋内で
なにやら一晩中うなされ続けている
ご年配らしき男性の声が…。
 
つ…つらかったんですね…
キビシかったんですね…(泣)
 
しかし、声が気になって…
ね…寝れない…orz
※教訓その1:山小屋内では先に寝たもの勝ち!
 
山小屋内にいても真冬のような
半端ない寒さの今年の富士山…。
 
靴下履いてダウンジャケットを着ても
寒さでガクガク震えが止まらず…。
 
大きな音を立てないように
レインスーツを着込みましたが
寝袋のファスナーが
外れてしまってて閉められず
隙間からは冷気がスースー
寒くてまったく寝れず…
 
真っ暗な中、ずっとファスナーと格闘しつつ
数十分かかってやっとファスナーが直りました。
 
※教訓その2:真っ暗になる消灯時間前に必ず
寝袋のファスナーの状態を確かめておきましょう!
 
ぬおぉッ!なんと!?
先ほどとは比べ物にならぬほどの
暖かくも快適なことかな寝袋の中~。
 
ウトウトしつつ
やがて3時半の起床時間となり
パッと電気がついて
宿泊客は一斉に起き上がって
反対側の端の方へと速やかに移動します。
 
パタパタと宿泊就寝用の板を取り外して
お茶屋さん風の長いすに早変わり。
その時間、わずか約1分~2分ほど。
 
すごい!記録的な早業です!!
 
約10分~15分くらいしてから
扇屋さん開店。
 
外に待機していたお客さま達が
一斉に暖を求め食事を求めて
なだれこんできました。
す…凄まじい…。
 
毎年、この山頂生活を続けている
山小屋の皆様はホント尊敬してしまいます。
 
山小屋でココアを注文して
寝ぼけきった身体を覚まします。
 
まだ暗い4時すぎに比較的空いている
御来光ポイントへ移動。
 
前置きが長くなってしまいましたが
この日の富士山山頂はこんなカンジでした。
 
御来光時間より少し前
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綺麗なのですが…肝心な太陽は雲隠れ…
 
御来光時間の4時40分を過ぎましたが…
いまだ太陽は現れず
霧っぽくなってしまいました。
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まだあきらめきれずに
東の方向を見つめ続ける登山者たち…
 
上空にはお月様も出ていたのですが…
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富士登山ツアーの方々は
帰りのバスの出発時間もあったため
早々に下山していきました。
 
あたりがだんだん明るくなってきました。
 
お魚のような不思議な形の
つるし雲が出てきました。
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東の空が明るい!?
太陽が出てくれそうな予感!?
 
金色の光が浮かび上がりました。
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まん丸太陽の御来光にはなりませんでしたが
とても美しくて感動です!
 
御来光を眺めてた人たちも
しばし穏やかな表情に…。
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顔に当たる太陽の光が暖かいです~。
 
鳥居の前でバンザ~イ!!
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ご家族での登頂だったのしょうか?
微笑ましい光景でした。
 
富士山山頂に朝がやってきました。
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次から次へと登頂してくる人々であふれ
山頂は更に混みあってきました。
 
はい、本日はここまでです。
 
不定期ですがまた次回にも続きます。
 
秋、ウララ~♪
 

この記事を書いた人は...

ウララです。

山登りとブルーインパルスらぶ♪ブルーインパルスのためなら、どこへでも出かけていきます!