こんにちは~、ウララです。
もう9月もなかば、早いですね~。
今日の所沢市もムシ暑い一日になりそうですので
熱中症にご注意下さいね。
さて、「富士山からご紹介~!」の続きです。
登山中は、登るので精一杯なので
普段は登山道の写真をほとんど撮らないのですが
(正しくは疲労で撮る気がしないとも言えますが…)
今回は富士山大好きっ子な友人から、
「七合目からの岩場の写真がほしいから撮ってきて!」
と頼まれていましたので、がんばって撮ってみました。
なぜ、このような写真を欲しがるのか?
コレクションになるのか?
いまだに謎でございます…
逆光で変な色あいをしておりますが
七合目、どんとこい岩場の急坂の始まり地点です。
ゴツゴツとした溶岩の道が続いています。
かるく崖ですね。
ファイト~いっぱ~つ!カシカシカシ~ン!!なカンジです。
残念ながら岩を走って飛び越えられませぬが…。
20分位、進んだ所です。
まったくもって先程から進んだ気がいたしません。
さらに30分後の地点。
遥か上の方に鳥居が見えます。
初めての富士登山者らしき方々が
「あれっ!?頂上じゃない?なんだ富士山楽勝じゃ~ん!」
などとおっしゃっていましたが…
あっはっは。甘いな。
あれはまだまだ頂上ではございませんよ~。
七合目間の山小屋、鳥居荘さんの鳥居です。
今回の泊まる予定の山小屋「東洋館」さんは
鳥居荘さんのさらにもうひとつ分上にあります。
もう体の水分が抜けきってしまってのではないか
と思うくらいに全身汗だくです。
日も暮れて薄暗くなってきた頃
ようやく私の宿泊予定の山小屋に到着しました。
「東洋館」さんです。
標高約3,000m。海抜一万尺です。
薄暗かったので看板だけの写真で恐縮です…
余談ですが「アルプス一万尺~♪」の歌の中に出てくる
「一万尺」とは標高3,000mの意味だったのか~
と改めて気づかされました。
いやぁ~。この空気の薄さでアルペン踊りは…
ちょっと無理でしょう~
お話戻ります。
山小屋の中に入りますと部屋の中はほんのり暖かく
山小屋スタッフの方々がやさしく出迎えてくれます。
この瞬間が「あぁ~天国だ~」と思っちゃいます。
「東洋館」さんは2009年にリニューアルされたため
室内もトイレもとても綺麗なのです。
室内に更衣室もありますので
(今年、初めて知りました)
女性客の皆さん、特にオススメですよ~。
就寝室の中はほのかにヒノキの香りがします。
とても過ごしやすい山小屋なので
もう3回も利用させて頂きました。
こちら、夕食の「ハンバーグ和定食」
右側にある竹の皮に包んであるのは翌日分のお弁当です。
他の山小屋の夕食ではカレーを出される事がほとんどなのですが
まさかハンバーグ定食を出してもらえるとは嬉しいですね~。
しかもご飯のみですが、何杯でもおかわりし放題だそうです。
ご飯の入ったおひつの前で、ご飯係の山小屋スタッフの方が
正座しておかわりをよそるのを待ってくれました。
お…お疲れ様です。早めにご飯をたいらげます!
この山小屋の社長さんが調理師の免許をお持ちで、
食事は特にこだわったメニューにされたと聞きました。
(やはり正座で待ってらしたスタッフの方に聞きました)
とても美味しくいただきました~。
7月の時の漬物は…
ちょっとシナモン風な変わった味わいでした。
お茶は、食べ終えたお茶碗の中に入れて飲みます。
お茶もおかわりできます。
標高の高い山では、お水がとても貴重なので
お茶碗の中にお茶を入れると、固まったご飯がふやけて
後でお茶碗が洗いやすくなるのだそうです。
そういえば、昔はよく食べ終えたお茶碗の中に
お茶を入れて飲んだりしましたよ…ね?
昔のおばあちゃんの知恵袋のようなカンジです。
こちらは、朝食の「いなりずし弁当」です。
酢飯が、体の疲れを癒してくれます。
今年は2011年9月18日(日)宿泊まで
営業されているそうですが
天候次第で変更されるかもしれないとの事でした。
9月の富士登山はベテラン向きな時期ですが
富士山の山小屋の宿泊にご興味のある方は
「東洋館」で検索してみて下さいね~。
富士山、一万尺で山ごはん~♪
秋、ウララ~♪